ダイヤモンド・オンラインに「医師が60歳以上だと患者の死亡率急上昇」73万人調査の衝撃という記事が掲載されていました。定量的なデータと併せて、(「急上昇」というほど「急」か?という印象もありますが)60歳を超えると事故率が高くなることを実証しているのですが、こういう記事を見ると、一般的な企業の多くで採用している「60歳定年制度」の妥当性を感じます。長い時間が経過しても変わらずに継続しているシステムには、なにかしらの妥当性がある、ということなのかもしれません。
一方で、定年のシステムが策定された時期と現在とでは平均寿命だけでなく健康寿命も違ってきています。昔々に決めた60歳定年を所与のシステムとして、変更できないルールのようにありがたがって守り続けることに、それほど意味があるとは思えません。
実態に照らし合わせながらルールは見直すべきだと思います。